今日の更新…「いろどり」いちこの想い その1
(本文より抜粋)
「ね、そう言えば最近、あまりクラブに顔を見せないね」
最近どころでは無い。三原の描く対象(モデル)となって以来、いちこはクラブから遠ざかっていた。
三原の前で、はじめて服を脱いだ日の翌日、三原はいちこにこれからは毎日自分の所に来るようにと、命令を下すような口調で告げた。
いちこを題材にして、早くて三ヶ月、もしかすると一年以上もかかるかもしれない大作を描くのだと、三原は意気込んでいた。
クラブの事を気にすると、三原は一笑した。そして、「そのことは話がついているよ」と言うと、いちこの肩に手を置いた。
「君の内なる美しさや、美しいだけでなく醜い部分も全て、僕が君を描いてみせる。
だけど、全て一人で表現しきるのは難しい。これはね、いちこ。君と僕との共同作業だ。
君の協力無しでは、完成しないよ。お願いだ、僕に力を貸してくれるよね」
そう言いながら、三原はあの時と同じ様に、いちこの制服のスカーフに手をかけた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なーんて感じの話です。
ぼちぼち、この話も後半です。良かったら話にお付き合いくださいませ。
さて、少し前の話になりますが、先週の土曜遅くに「よこちち」さん宅の
絵チャにお邪魔してきました。
この日遅くまでバンドの練習があって時計を見たら、もう日付が変わろうとしてました。
今から帰っても絵チャには間にあわんよなあと、半ばあきらめかけていたら
道が空いていたこともあって片道80キロの山道を1時間ちょっとで帰ってきました。
・・・・・・・オマワリサンニ、ツカマラナクテ、ヨカッタ…!(超小声)
かえってすぐに、PCを立ち上げてよこちちさんの所へ伺ったら、
ちょうど今から何か描きましょうという感じで、さっそくおいらも遊ばせてもらいました。
今回の絵チャは、少し前にお亡くなりになった声優の広川太一郎氏を偲んでの絵チャです。
うん?誰だっけと名前だけではピンとこないかもしれませんが、
必ず一度は耳にしたことのある、なじみのある声です。
昔のムーミンのスノーク兄さんとか、映画の吹き替えの方が多いかな。
「しちゃったりなんかしちゃったりして」の名文句があります。
で、おいらは一週間前ぐらいから、自分ちでこっそり練習はしたのだけど
結果なんにもでした。緊張しすぎて腕がつりました。真剣につりました。
ホントはスノークにしようかと思ってたのに、全然描けなくて慌てました。
泣く泣く、別のキャラを。それもお題とはかなりずれたキャラを、よこちちさんのご厚意に甘えて描かせて頂きました。
ああ、緊張したなあ。
でも、同席させてもらった素晴らしいゲストさんの絵を拝見できたのは凄く楽しかったです。
そして皆さん、御優しい。本当に。
途中で家人(イカポン)も参加させてもらいました。
昔、益田ジャズ祭りなんてのを自分とこで企画して、そのときの絵チャに家人は参加しましたが
あの時は今よりも性能の悪いPCだったので殆ど参加できずに終わりました。
だから今回がチャット初体験。
皆さんのトークが凄く面白く、かつ、マニアックなので
家の人は「BSアニメ夜話」を見てるようだと言って大喜びでした。
昭和アニメ世代の自分達には、がっつりとはまった3時間でした。
みきやさん、ちちゃさん、遊んで下さってありがとうございました。
絵チャはいいなあ~
あっ、うちの絵板に、イカポンが描いたスノークがあります。
良かったら生暖かい目で、愛でてやっておくんなまし。
話は変わりますが、尽おめでとう~。
と、いうことで画像はつくしだよ♪
野焼きをしたあぜ道に、にょきにょきって生えてたよ。
では拍手のお礼です~
智さんへ
先日の版権お題、本当にお疲れ様でした。
智さんの絵は、どれもストーリーがあって、見た人は必ずそこで
絵について何か考えたくなってしまう魅力があります。
智さんの絵を見つけると、つい嬉しくなってしまう自分がそこにいました。
今は少し気が抜けちゃってるかもしれませんね。
ゆっくり休んで、それからまた素敵な絵を描いてくださいね。
さて益田祭り。絵板とおいらの小話と、もしも誰かお話や絵を描いてもらえたら展示させてもらって
そんでもってちょっと絵チャでもと考えております。
智さんの漫画に出てくる益田さんは、かっこいいだけでなく、凄く人生の深みを感じさせる良い男です。
あ、この前の版権御題で描かれてた、GS全員集合のイラストにも、益田さんを見つけることができて凄く嬉しかったです。
また今度の祭りに、智さんの益田さんが見れたら、本当に嬉しいです!
そして、頂いた尽の絵。もう、凄く嬉しかったです。有難うございました。
またお飾りしたら、智さんにお知らせいたしますね!